イメージしたのは、ケイト・モスのような"ダルカッコいい"女性像。いつもちょっと気だるく、見る者の想像をかき立てるような危うい魅力を持つ。「前髪や顔まわりのルーズ感でアンニュイな色気を。ラフさや濡れた質感とか、異素材をMIX。それでいて成立するバランスが新鮮だと思う」"整いすぎない"ニュアンスづくりのベースは全体の間引くようなカット。髪をかき上げたり動かした時にはらりと顔にかかるように計算しながら無造作に仕上げる。直毛の人は中間〜毛先に柔らかな風合いが出るようにゆるいパーマをかけると、よりニュアンシーに。